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私も、一歩踏み出します。

お陰様をもちまして、大法寺の本尊 阿弥陀如来 が、先日、文化財修復と言うカタチで、綺麗に修復され、戻って来てくださいました。

大法寺の元々の阿弥陀如来は、昭和58年に本堂と共に焼失致しました。

東海道の吉田川の河の氾濫を治め、東海道を守る為に、

元禄9年 祐天上人の勧請で作られたものだと、今回の調査で明らかになりました。

その後、この阿弥陀如来を祀るためにあったお寺も廃寺になり、
平成元年にご縁を頂きました。

体内も、珍しく贅沢に金箔が張り巡らされていて当時の最高の技術。

また、頭上に 薬師如来がおられ非常に珍しいお姿です。この薬師如来は、阿弥陀如来よりも古いものだとの事。

阿弥陀如来の左脚が一歩前に出ていて、私共をお救いくださる為にもう、歩まれてくださいます。

このご縁を頂けた事は、感無量です。

住職を拝命して、四半世紀 やっと スタート地点に立つ事が出来ました。

私も、一歩踏み出します。

令和 二年 春 佛歓喜日

南無阿弥陀佛

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