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お寺の鍵を開け、扉を開きませんか

先日、新聞全国紙一面やテレビコマーシャルで大々的に『お坊さんのいない葬儀』の宣伝がされました。

先日の、ラジオ番組でも、お話しをさせて頂いたのですが。

 お坊さんからの意見は、
けしからん、葬儀をなんだと思っているんだ、や 
お坊さんの質が、、、、必要、信用とされるお坊さんに、、、、私、私らの僧侶としてのやり方が正しい、、、。葬式仏教は、、云々。。

 まづ、この会社は、葬儀社ではなく葬儀紹介業 
 
お坊さんに渡すお布施が無い分安いと言うイメージはありますが、費用もそこまでお値打ちとは感じません、お坊さんに渡す分を貴社の儲けにという感ですし、葬儀社に送ったDMにも。。。
 
 インターネットで、お葬儀、葬儀社の検索をして、まづ当たるのがこの葬儀紹介業であり、現実その葬儀社の公式サイトにたどり着くには少し遠回りが必要です。

 ですから、インターネット経由で検索してお葬儀をされた場合には、実は、その葬儀社直接の依頼じゃない事が多いです。
 金額が統一されている感があるのでお値打ちな気もしますが。。。
受けた会社にもよりますが、出来ない事が多かったり(初七日が戻って出来ないとか、オプションが出来ない云々、、)無理もワガママも通りませんし、マージンを紹介業社に納入する分実は同じ事をしようとすると、割高である事が事実です。

 実際、お坊さんを呼ばない、葬儀や、お別れの会は、少なくありません。

 実際、今更、何の為にと言う感が拭えません。

お坊さんを呼びたくない、必要無いと言う方がおられる事も、事実ですし、そこには私共僧侶に大きな責任があります。

ただ、現実として、諸々の理由で呼びたくても、お坊さんを呼ぶ事が出来なかった葬儀も多いです。
 
 諸々の理由や費用面で、直葬お別れの会で、故人を見送ったけれども、、、、。
 本当にこのままで良いのか、故人のが可哀想で、せめて何かしてやれないか、私はもちろん子どもや孫が故人の死を受け入れられない、、。

と言うご相談の方が連日の様にお越しになられます。

おみおくりが終わられた後 27日、49日からのご縁が非常に多いです。

僧侶は今回の件を起因に、ご縁のある方とどう真正面から向き合うか
それだけだと思います。

この会社の言われる様に本当にするならば、お寺の一室を開放すれば良いだけ、費用も格段に抑える事が出来ます。

お寺の鍵を開け、扉を開きませんか。 (乱文私見を長々と申し訳ありません、お付き合いありがとうございます)

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